人を知る
ICT推進チーム
小松莉彩
入社を決めたきっかけ
大学時代は、異文化コミュニケーションを学び、社会問題、宗教、法律といった幅広い分野に深く興味を持ちました。この学びを通じて磨いたコミュニケーション力を活かし、多くの人と接する仕事に就きたいと考えていました。その中でも人々をサポートする役割に魅力を感じ、最終的には商社の営業事務職を目指すことにしました。
当社を選んだ理由は、採用過程で感じた社内環境の良さと、社員の温かい人柄です。面接や会社訪問を通じて、自分がこのチームの一員として働いている姿をしっかりイメージできました。さらに、住商鋼管とメタルワン鋼管の合併という、会社としての大きな変革の時期に入社することは、私自身の成長のチャンスだと感じました。社員数を含め会社の規模が拡大していることや、仕事の幅の拡がりに魅力を感じ、入社を決意しました。
私は当初、事務職は営業職のサポート業務に従事するイメージを持っていました。事務職は単調な作業を淡々とこなすものだと思っていたのです。ところが実際には想像と全く違っていました。いざ仕事をしてみると、自ら考え、予測し、行動する機会が多くて、お客様との調整や手配など、思っていた以上に多岐にわたる仕事を任されることに驚きました。確かに大変な瞬間もありますが、多くの人と関わることができる業務は、私にとってやりがいを感じる仕事となりました。
入社後に感じたまた別の驚きは、社員同士の距離の近さです。もともとは、同じ部署であっても、本部長や部長は遠い存在なのだろうと思っていましたが、実際は皆さんとても気さくで、仕事の相談もしやすい環境であることに気づきました。温かくオープンな職場環境に恵まれていることを、日々実感しています。
住商メタルワン鋼管での私の仕事
現在、私はICT推進チームの一員として活動しています。
私が担当しているのは業務のデジタル化・効率化の推進です。当社では、「assetforce」というツールを使用して鋼管の在庫管理、入出庫管理、加工指示などを行っていますが、このツールを更に効果的に活用するために、提供元の企業と連携して新たな使い方を模索しています。
また、これまで人手で行われていた資料転記などの作業を、マクロやRPAで自動化していくことで、各拠点の業務効率化をサポートしています。
私たちの目標は、単なるツールの活用にとどまらず、業務自体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めていくことです。その目標に向けて、ひとつひとつの仕組みづくりに試行錯誤しながら、日々奮闘しています。
仕事では常に新しいことにチャレンジするように心がけています。これは、私の所属する自動車鋼管本部の方針「完璧主義よりも実行主義」から学んだものです。仕事では自分で仕組みを構築し、それを他の部署にも展開する必要があるため、失敗を恐れずに前に進めていくことが求められます。完璧を目指すのではなくて、まずは実行すること。それが今の私のモットーです。
以前は営業事務を担当していましたが、その経験も今の業務に活かされています。特に記憶に残っているのは、納期のトラブルを解決するためにお客様、仕入先、加工先、さらには運送会社との調整に奔走した経験です。この時の経験から、多くの関係者とコミュニケーションを図ることの難しさと大切さを学びました。新たに学ぶべきことも多く苦労する時もありますが、社内外問わず多くの方々から「小松さんと一緒に仕事ができて楽しかったよ!ありがとう」というようなうれしい言葉を頂けた時は、頑張って本当に良かったと感じます。これからも営業事務での経験を活かして、DX化を進めていきたいです。
入社を検討している方へのメッセージ
当社には、新しい挑戦を積極的に支援する環境があります。どの部署に所属していても、柔軟に意見を受け入れ、実現を目指してくれる会社です。また、休暇が取りやすいことも、私が感じる働きやすさの一つです。休日は買い物に行ったり、友人と過ごしたりして、プライベートな時間も大切にできています。
就職活動は確かに大変ですが、様々な業界を見て自分自身と向き合える貴重な機会でもあります。「どんな仕事をしたいのか」「どんな人たちと一緒に働きたいのか」「給与や福利厚生など、会社に求める条件は何なのか」など、自分が何を最も重視するのかを明確にすることが大切です。自分は何を一番大事にしたいのか。ぜひそれを考えてみてください。
1日のスケジュール
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9:00出社
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9:15資料・アプリ作成
社員が快適に業務を行えるような仕組みを考えトライ&エラーの精神で実行に移しています。
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11:00打ち合わせ
本部長や部長など上司にも相談しやすい雰囲気なので意見があれば積極的に発言。
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12:00ランチ
会社の近くにはおしゃれなカフェもたくさん。時間休をつけて少し長めのランチを楽しむこともできます。
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13:30勉強会・打ち合わせ
日々の仕事は試行錯誤の繰り返し。ツール提供元の企業とも連携して使い方を模索しています。
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15:00資料・アプリ作成
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17:30退社
休みの日は買い物に行ったり友達と会ったり、自分の時間を大切にしています。